天津大学図書館は北洋大学図書館を前身とし、1895年(清光緒21年)に学校と同時に設立され、中国初の大学図書館となりました。

　　天津大学図書館は現在、衛津路キャンパスの北図書館と科学図書館(南図書館)、および北洋園キャンパスの鄭東図書館の3つがあります。北図書館は1958年に建設され、建築専門家で天津大学建築学部の創設者である徐中教授によって設計され、建築面積は9,853平方メートルです。1986年、建設面積4,500平方メートルの8階建ての書庫が増築され、書庫は北図書館の敷地とつながっています。1990年に邵逸夫氏の寄付で建設された科学図書館が完成し、運用が開始されました。その建築面積は10,968平方メートルです。2015年9月には、北洋園キャンパスの鄭東図書館が正式に開館しました。建築面積約5万平方メートルの鄭東図書館は、天津大学の著名な卒業生で国家級建築家でもある周愷氏の指導のもと設計されました。

　　天津大学図書館は学校建設の発展戦略を重視し、質の高い文献と情報資源を提供し、教育と研究、人材育成と研究管理をサポートすることを目指しており、多層的な文献資源保証システムを構築しています。2023年末時点で、図書館が所蔵する紙の書籍と刊行物の総数は340万冊、電子書籍は193.22万種、電子ジャーナルは6.49万種、国内外の電子データベースは168個(サブデータベースを含む)に達しています。

　　天津大学図書館は「人民本位、読者至上」というサービス理念を堅持し、二つのキャンパスと協力して運営し、読者を仕事の基礎とし、人材育成を仕事の主軸とし、イノベーションを仕事の理念とし、天津大学の事業発展に適応した文献資源保護サービスシステムとハイレベルの情報システムプラットフォームを構築することに努めています。これにより、広範な教職員と学生に便利な情報資源と質の高い情報サービスを提供し、学校の人材育成、学科建設、および教育研究の質の高い発展を促進しています。

　　電話番号：+86(22)27406249、+86(22)85356198

　　ウェブサイト：http://www.lib.tju.edu.cn/