水力工学インテリジェント建設・運用保守国家重点実験室

  「水力工学インテリジェント建設・運用保守国家重点実験室」は、「水力工学シミュレーション・安全重点実験室」を基礎として設立され、2023年3月に天津大学への建設が承認されました。前身である「水力工学シミュレーション・安全重点実験室」は2011年に設立が承認され、2018年の評価では優秀実験室の評価を受けました。当実験室のコア技術は、中国の90%以上の200m級の高層ダム工事で応用されており、重大な水力工学のインテリジェント建設と高層ダムハブの運用安全性などの分野で、顕著な優位性と特色を形成しています。また、国家科学技術賞を18件受賞しており、そのうち8件は二等賞を受賞し、特等賞と一等賞をそれぞれ1件ずつ獲得しています。

  当実験室には現在、常勤研究員が141人おり、そのうち中国工程院の院士が1人、国家傑青/長江/万人計画を含む国家級人材が20人、国家青年人材が18人所属しています。当実験室は「水力工学インテリジェント建設・運用保守」を応用基礎研究と位置づけ、「重大水力工学シミュレーションとインテリジェント建設」、「水力工学構造動力安全および災害防止と制御」、「水力工学のデジタルツインとインテリジェント運用保守」など3つの重点課題が設定されています。

  当実験室は、極限環境下における大型水力工学のインテリジェント建設とインテリジェント運用保守、構造動的安全と災害防止などの核心技術の突破に取り組み、インテリジェント建設からインテリジェント運用保守に至る大型水力工学のフルライフサイクル技術体系を構築します。これにより、高水準かつ長期安全運転の水力工学の建設を実現し、国際水力工学建設の発展方向と科学技術のイノベーションをリードし続け、国家水力発電開発と水路網の建設への貢献を目指します。

  担当者:白玉川

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